ご挨拶

【ご挨拶】
ホームページご覧になっていただき、ありがとうございます。

令和元年11月、男鹿市脇本で内科・循環器内科診療所を継承することになりました「男鹿加藤診療所」院長 越川 智康(こしかわ ともやす)と申します。

「診療所に来てくれた方に、家族同様に心を尽くす。」

「病気を診ずして病人を診よ。」と出身大学で教わってきました。宮城県で研修医になった当初はまだ言葉の意味は理解していても、実践するにはほど遠い状況でした。病気を見つけて、病気を治すことに一生懸命になっていました。しかし、新潟県に移り、徐々に診療を重ねていくに連れ、「その人にとって本当に大事なことは何だろうか。」と考えるようになっていきました。

入院で心筋梗塞や心不全などに対する治療を行い、その後外来でお付き合いをしていくことを重ねて来ました。総合病院であるため、医師を選ぶことが難しい中、嫌な顔せず定期的に来てくれる方々がいました。中には病状が安定せず、繰り返し入院する方がいます。また残念ながら、亡くなる方もいます。

そういった外来・入院を通した診療を重ねる中、「その人にとってどうすることが一番良いだろうか。」「自分だったら、自分の家族だったら。」と考えるようになりました。

そして自分が培ってきた経験を、もっと地域の方に近い場所で発揮したいと思うようになり、今回「旧加藤診療所」を継承する形で、新たに「男鹿加藤診療所」を開業する運びとなった次第です。

今回の診療所の継承は、加藤家及び診療所のスタッフに支えられており、今後は前院長加藤一麿先生の診療に近付くべく努力をするとともに、些かなりとも地域医療に貢献出来るよう頑張っていく所存です。

ご自身、ご両親の健康で不安に思うことがあれば、些細なことでもご相談いただければと思います。全てに対応するのは難しいですが、安心して日常生活を送れるようサポートしていきたいと考えています。「身近な心臓のかかりつけ医」として、皆さまのお役に立てるよう尽力してまいりますので、今後ともよろしくお願いいたします。

診療

【男鹿加藤診療所の特徴】

循環器内科
「胸が痛い」
狭心症、心筋梗塞などの虚血性心疾患、大動脈疾患、肺動脈血栓塞栓症

「息切れが出てきた」「足が浮腫む」
心不全、心臓弁膜症、下肢深部静脈血栓症

「動悸がする」、「意識をなくした」
不整脈疾患、心臓弁膜症

「長く歩いていると足が痛くなる」
下肢閉塞性動脈硬化症

循環器専門医として、長い間上記病気の診断・治療に携わってきました。
動脈硬化をベースにしている病気も多く、それに付随して、血圧、脂質、血糖の管理にも関わってきました。
この経験を生かして、心筋梗塞などの大きな病気にならないための一次予防に取り組んでいきたいと思っています。
また一度大きな病気にかかってしまっても、再度大きな病気にかからないよう二次予防のお手伝いをしていきたいと思っています。
また心臓弁膜症、不整脈疾患、下肢閉塞性動脈硬化症などを適切に診断し、良いタイミングで治療にのぞめるようにサポートしていきたいと思っています。
気になる症状があれば、是非一度ご相談下さい。




「院長はこんな人です」

*自己紹介
生まれ、育ちは東京北区。
現在3児のパパ。
趣味は子供とのお出かけ、読書、ラーメンの食べ歩き、旅行。
血液型はB型。性格は素直な方だが、創造性にかけていて、リーダーシップを取ることが苦手。

*略歴
2006年     
東京慈恵会医科大学医学部医学科卒業。
2006年~2013年 
宮城県塩釜市にある坂総合病院に勤務。初期研修医を経て、循環器内科を専攻。認定内科医の資格を取得。震災を経験。
2013年~2019年 
新潟県長岡市にある立川綜合病院に勤務。循環器内科専門医・総合内科専門医の資格を取得。
2019年11月 
男鹿加藤診療所を継承

*資格
認定内科医、総合内科専門医、循環器内科専門医、日本心血管インターベンション治療学会認定医。

男鹿加藤診療所